『鉄コン筋クリート』の本編映像から、本書のためにデータを組 み直して造り出された「宝町」の背景美術350点あまりを収録。古めかしくも 鮮やかな街の建物から、不可思議なデザインの子供の城まで、映画に登場した圧 巻の風景の数々。時折、セルで描かれたクロとシロの姿も交えながら、映画の 世界に迷い込んだかのような臨場感に満ちた背景美術集。巻末に美術スタッフ6 人のインタビューを収録。 「街をまるで生き物のように創造し鼓動させてみせた木村氏 の手腕に脱帽します。その中でうごめく西見氏のキャラクターも格好良く見事」 松本大洋

たとえば、五歳のころの夕焼け。それは大人になった私をどこかで支え、励ましてくれる風景の記憶。 「この詩集をつくっているあいだ、わたしは、気のあった子どもどうし、野山で遊んでいる気分だった」 1997年の私家版をもとに4編を加え、絵も母子で共作した詩集。

寶町是一個仍保留傳統義氣和人情味的城市，兩個無王管，人稱「貓」的少年，以這個地市為地盤，無忌地縱橫。他們的名字分別為「黑」和「白」。比誰都熟悉寶町的「貓」，夾在「寶町再開發」的波瀾和漸漸逼進頹廢的町之間，將會何去何從？