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間の楔〈6〉衝動の引き金 (クリスタル文庫)
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間の楔〈1〉帰って来た男
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幻惑の鼓動 13
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銀のレクイエム
抜けるような蒼い五の月の空の下二年ぶりの故郷に帰って来たキラ。懐しい故郷、そこには愛しい男がいる。男の名は、若き帝王ルシアン。二年前、愛しあうふたりをある出来事が引き裂いた。〈愛〉と〈憎悪〉が錯綜する、めくるめく愛の鎮魂歌。 -
間の楔 3
3年かけて刻まれた快楽の熾火は人肌を求めて、燻りつづける―― 「わたしの元に戻る時は、スラムの垢は落としてこい」 ──たった一年だった自由を捨て、再びイアソンのペットになることになったリキ。 けれど唯一の心残りは、親友ガイとの見えない溝。リキの首筋に残るキスマークに嫉妬するガイが、微妙によそよそしいのだ。 エオスに帰る期限が迫る中、リキはある晩突然、キリエの行方を捜す治安警察に強制連行!! 厳しい尋問と暴行を受けてしまい!? -
間の楔2
服を着ることも許されず、自由と尊厳を奪われて、毎日主人に抱かれる屈辱──。 絶対権力者イアソンのペットとして、淫らに調教された三年間。 リキは、突然古巣のスラムに戻されても、快楽に喘いだ苦い記憶を忘れられない。 そんな鬱屈を抱えるリキは、ある日かつての同棲相手のガイが、イアソンに拉致されたと知って?! ペットリングは外れても、見えない執着の鎖がリキを縛る──。