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せまるニック・オブ・タイム
宗介の操縦する新型AS“レーバテイン”の活躍により、ニケーロでの戦闘に勝利した“デ・ダナン”のクルーたちは、各地に散らばる“ミスリル”のメンバーを救出し戦力回復に努めていた―それと並行して、テッサはとある情報の入手を急がせる。“アマルガム”の脅威が去らぬ危機的状況のなかにあって、彼女がそこまで執着するその内容とは?いま、現代の技術水準をはるかに超える“ブラック・テクノロジー”をもたらした“ウィスパード”の真実が明らかにされる!!彼らが誕生した秘密を探るうちに浮かび上がる“世界を変えてしまった事件”の封印された記憶…宗介たちが“はじまりの地”で最大の謎にせまる。 -
燃えるワン・マン・フォース
いつもそばにいた彼女を失った。共に戦った仲間ももういない。相良宗介はただひとり、東南アジアの街ナムサクを訪れた。この街でAS同士の闇闘技会が開催されるという。宗介はバトルに参加するため、弱小チーム『クロスボウ』の操縦士を志願した。整備士兼オーナーのナミや、気のいいフランス人ルポライター、レモンたちとの思いがけない穏やかな時間。だが、平穏の中でも、宗介の闘志は消えはしなかった。あの場所へ。硝煙渦巻く戦場へ、再び宗介は向かう!「大切なものを奪われた。だから俺は絶対に取り戻す」思いを胸に―。今、反撃の狼煙が上がる。 -
終わるデイ・バイ・デイ(下)
密林を、二機のASが駆け抜ける。深い緑に白と黒のコントラストが踊る。メリダ島基地に帰還した宗介に上官クルーゾーがAS戦を挑んだ。白の超兵器アーバレストと漆黒のM9。圧倒的なまでの技術の差。だが、勝負は宗介の完膚なきまでの敗北に終わった。「“存在しない技術”が制御できない!」憤る宗介を挑発するように、さまざまな思惑を秘めテロリストが破壊の行進を開始した!一方、東京。残されたかなめは、正体不明の尾行者の影に怯えていた。気配は、第二の護衛「レイス」か?それとも新たな暗殺者のものか?不安と絶望に蝕まれた彼女の心に、あまりにも危険すぎる決意が生まれようとしていた!宗介とかなめに、試練の時が訪れる。彼らは、ふたたび出会えるのか?人気シリーズ、待望の最新刊。 -
驚爆危機Σ 13
在〈雅木斯庫11〉與已接觸〈傾聽者(Whispered)〉秘密之小要會合的雷納德一夥人即將正式展開計畫。至於被小要拋下的宗介等人則拚命朝地面前進,然而阻擋在等待宗介他們返回的克魯茲眼前之人,竟是身為其師長之頂尖狙擊手──賈斯伯!賈斯伯射出一發子彈,擊毀了克魯茲駕駛的M9──進入故事核心的《迫近的Nick of time》篇結局分曉! -
フルメタル・パニック!11 ずっと、スタンド・バイ・ミー(上)
ソ連の秘密都市“ヤムスク11”で明らかになったのは、この世界が『時間災害』によって生まれた歪んだ世界だという衝撃の事実。だが、宗介にとってもっと重大な事態が起こっていた。さまざまな苦難の末に再会したかなめに異変が起きていたのだ。宗介に向け銃を発砲したかなめは、歪んだ世界を元に戻すべく宿敵であるはずのレナードと共に姿を消してしまう。二人の行方は追う宗介たち“ミスリル”の生き残りメンバー。最後の決戦の地は皮肉にもかつての古巣メリダ島。全面核戦争による世界滅亡のカウントダウンが始まる中、最後のミッションがスタートする!SFアクションの金字塔ついにクライマックス。 -
つどうメイク・マイ・デイ
大切な人、心を許せる仲間、帰るべき場所―相良宗介はすべてを失った。“ミスリル”壊滅後も、執拗な追跡を続けるテロ組織“アマルガム”。その魔手はテッサをはじめ、重傷の宗介にも伸びようとしていた。一方、幽閉中のかなめの心に、ある決意が芽生えはじめる。レモンたちの協力を得てかなめ奪還に向かった宗介は、奇しくもテッサたちとの再会を果たす。かなめに導かれるようにつどう“ミスリル”のメンバーだったが、敵の圧倒的な戦力と、正体を現した裏切り者に苦戦を強いられるのだった。ついに、新型AS ARX‐8“レーバテイン”が登場!!反撃開始だ!!かかってこい。