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ドッペルゲンガーの恋人
唐辺葉介、待望の復・活・作! クローン技術が一般化された世界。恋人を失った研究者の僕は、その技術の“先”にある禁断の領域に飛び込んでいくが・・・!? 唐辺葉介が描く、新しい愛。 -
犬憑きさん 上巻
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暗い部屋
光の入らない閉ざされた部屋で、少年は母の死体のそばに座り込む。腐り始め、においを放つ死体を眺めながら、少年は慌てることもなく静かに自分の死を意識する。 やがて空腹と疲労にに耐えかね、寝そべったそのとき、部屋のドアは開かれ、少年の新しい生活が始まる。 諸事情により出版停止となった唐辺葉介の小説をデジタルソフト化。 -
犬憑きさん 下巻 (スクウェア・エニックス・ノベルズ)
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PSYCHE
どうせ僕には、自分が見ているものしか見ることが出来ないんだ。「僕」には死んだはずの家族たちの姿が見える。一人、絵を描きながら過ごす「彼ら」との奇妙な日々がやがて、「僕」の本質を引きずり出す…。「しかしこの家は気持ち悪いな。きみの内臓のなかにいるみたいだ」。