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その男、甘党につき
あふれんばかりのチョコレート。 氾濫するロマンティック。 ——チョコレート好き紳士をめぐる、ある愛の物語。 パリに暮らすやり手の弁護士、ジャン=ルイ。彼が世界で一番愛するは——チョコレート。彼の向かうところ、いつも悩める人々が待ち受ける。 果たしてジャン=ルイは、チョコレートで人々を救うことができるのか? そして、彼の秘められた過去とは……? えすとえむが描く、スウィート&ビターな大人の寓話。 -
キネイン!
双子のケンとマリ、おとなりの家のジョーは仲良しで小さい頃からいつも一緒。それぞれが恋心を抱いている。想い描く夢、見えない未来、永遠の友情、報われない恋。青春の甘味を等身大の10代で爽やかにかつほろ苦く描くすべて日本舞台のラブストーリーがつまったえすとえむの最新刊。BGM人気連載の表題作と読切り3編+描き下ろしを収録。 -
ハッピーエンドアパートメント
同棲相手に追い出されたルカは部屋探しへ。入居募集の張り紙を見つけ行ってみると部屋は空いておらず大家が「俺と一緒に住まないか?」と誘ってきた。超不審だが背に腹は変えられず住むことを決める。さらにそのアパートは奇妙な住人ばかりで・・・。 -
Golondrina-ゴロンドリーナ(1)
私は闘牛士になって、闘牛場で死ぬ――! 同性の恋人・マリアから裏切られて自ら死を選ぼうとしていた少女・チカ。 しかし、彼女を轢きかけた男・アントニオによって保護された。翌朝、チカが アントニオに保護した理由を尋ねると「男だったら、闘牛士にでもするつもり だった」と冗談とも本気ともつかない返答が。しかし、チカはその言葉を真に受けて「闘牛士になる。そしてマリアの目前で死ぬ」と宣言。己の言葉通り、 数少ない女性闘牛士になるべく苦難の道を歩み始めたチカだが…? 『うどんの女』『はたらけ! ケンタウロス』などで業界の注目を集めている えすとえむ、青年誌初連載作品! -
IPPO(1)
「一足30万から」。 一条歩、職業・靴職人。12歳でフィレンツェに渡り、17歳から名門下の靴職人として働いた青年は、22歳の今年、東京にひっそりと店を構えた。その名は“IPPO"。極上を知る青年の店は、安くはない適正価格をとるが、上客、珍客、美しい客……とさまざまな客が訪れる。腕は確か、されど若造。そんな靴職人青年の手仕事ストーリー、はじまりはじまり。 -
equus フィールコミックス
ケンタウロスーーギリシア神話に登場する、上半身が人間で下半身が馬の種族。 「お前ってほんとは歳いくつ?」 「…50くらい?」 一緒にレポートを書いていた大学の友人のケンタウロス。 思ったよりも年上だったみたいだ…! 同じ時間を生きてない彼らと、〝俺〟が キャンプ先の星空で語る気持ちとはーーー。 ケンタウロス2人に挟まれる男の性愛や、 平安末期の武士とケンタウロスが結ぶ主従関係、 羊飼いの少年と戦場へおもむくケンタウロスの絆、 美しい奴隷のケンタウロスと若主人の歪んだ愛……など、 さまざまな時代、さまざまな国を生きるケンタウロスたちの、 切なく心惑わす異種恋愛譚。 実力派・えすとえむ先生が端麗な筆致で鮮やかに描く、 異色のラブストーリー集。 商業誌未発表の今シリーズに加筆修正の上、「Bay Silver3」を描き下ろし。