狂言サイボーグ
野村萬斎
内容(「BOOK」データベースより)
著者にとっての教養とは、「生きていくために身につけるべき機能」のことである。狂言師が舞台をつとめるための教養は「型」である。その「型」を個性・経験でアレンジしながら使っていくことで表現になる。これが狂言の一つの道筋である。時空を超 えて疾駆する狂言師「萬斎」はこうして造られた。
内容(「MARC」データベースより)
狂言界の若きプリンスによる、魅力満載のエッセイ集。リズミカルな文体で狂言を現代的に翻訳し、古今東西の演劇や文学の間を自在に駆け巡る。撮り下ろし写真も多数収録。『日本経済新聞』夕刊連載に書下ろしを加えた。
①狂言と「身」「体」
狂言と「顔」
狂言と「首・肩」
狂言と「ノド仏」
狂言と「髪」
狂言と「ヒゲ」
狂言と「背中」
能・狂言と「胸・腹」
狂言と「腰」
狂言と「手」
狂言と「足」
武司でござる クロニクル1987ー1994
②狂言と「感」「覚」
狂言と「狂」
狂言と「目」
狂言と「ハナ」
狂言と「舌鼓」
狂言と「言」
狂言と「耳」
狂言と「声」
狂言と漢字
萬斎でござる クロニクル1995ー2000
③狂言と「性」「質」
狂言と伝統
狂言と「口伝」
演技と経済
狂言と「男」「女」
狂言と装束
狂言とウォーホール
野田秀樹さんと私
狂言と「学」
キョウゲン気な子のために
狂言と海外公演
瓢箪
狂言と「未」「来」
④僕は狂言サイボーグ~あとがきにかえて~