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竹光侍 8
最進化型時代劇、堂々の大団円! 腰に竹光を手挟んだ浪人、瀬能宗一郎。彼の出自も明かとなり、信州、多岐家のお家騒動も一応の決着を見る。最後に残ったのは、宿敵、木久地真之介との対決。瀬能、木久地、両者ともこの戦いだけは避けられない己が定めと考え、それぞれに最後の決戦に備えて準備に怠りない。 そして迎える「十二日 卯ノ刻 烏野神社」両名の存在意義を描けた決闘が始まる。ともに剣に憑かれた二人の男。より深くより黒い動機を持つ者が勝つのか?その深い闇から解放された者が勝つのか?さらには、勝利の果てに何があるのか? 通常より56P増で送る最終巻!最も進化した最新鋭時代劇を読もう! 編集者からのおすすめ情報 最終巻につき著者直筆サイン入り特製和紙ポスタープレゼントあります。 応募券による応募で抽選で100名にプレゼント! -
竹光侍 1
江戸のかたぎ長屋に住みついた浪人、瀬能宗一郎。剣の腕は立つが素頓狂。何を起こすか、起こさぬか…!? 盟友・永福一成の原作を得て、松本大洋が新たなスタイルで江戸を描く!! ▼第1話/猫が申しますにはその男血腥(ちなまぐさ)いのだそうです。▼第2話/もののけとたけみつ▼第3話/てふてふ▼第4話/剣豪心得 其の一▼第5話/剣豪心得 其の二▼第6話/矢場▼第7話/ぴうと風吹き無礼討ち!▼第8話/ひぐらしの音に侍一人望郷なぞする。▼第9話/秋近し▼第10話/玉の緒▼外伝/槍持ち源次●主な登場人物/瀬能宗一郎(江戸のかたぎ長屋に住みついた浪人)、勘吉(宗一郎の隣人。大工の息子。侍の行動に興味津々)●あらすじ/正月の寒い朝。まだ家族も眠っている中、少年・勘吉が厠に行くため戸を開けると、若い侍が立っていた。侍の名は瀬能宗一郎。このたび江戸の長屋にやってきた宗一郎は、勘吉に対し必要以上に丁寧な挨拶をすると、同じように長屋の住人たちにも挨拶回りをしていく。売り物の蛸をひたすら眺めたり、甘い団子を頬張ったりする宗一郎の行動に興味を持った勘吉は、彼のことをつけ回すが…(第1話)。●本巻の特徴/江戸のかたぎ長屋に、信濃なまりの浪人・瀬能宗一郎が住みついた。隣人の少年・勘吉は侍が珍しく興味津々。だが観察してみると、この浪人が只者でない迫力を有していることが分かって…? 松本大洋新境地の最新作、ここに登場!!