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由利先生は今日も上機嫌
創幻堂出版に勤める編集者・六車君の担当は我が儘で気紛れで、 だけど才能溢れるミステリ作家の由利京一郎だ。 真夏に焼き芋を、真冬に西瓜を所望されても、 たとえいきなり刀を突きつけられても、 尊敬する由利先生の作品のためならと 今日も今日とて奮闘する六車君だったが、 戀にはとんと奥手で・・・ 純情可憐な六車君と気難し屋の由利先生の波乱万丈な日々の物語。 -
ドント・クライ・ベイビィ
製薬会社のMR・智は、不毛な恋ばかりしている。 恋人と別れたばかりのある日、智は仕事で獣医の藤堂に出会う。 なりゆきでゲイだと告白し、彼を挑発するものの、軽くかわされプライドを傷つけられる。 それなのに、行きずりの相手にケガをさせられた智は、 なぜか藤堂を頼ってしまい――? 大人のためのラブ・セラピー。 -
普通之戀 下
普通之戀 下 所謂的戀愛,到底是怎樣的現象呢── 的場宗憲思索著。 不管是眼睛、耳朵,還是鼻子、大腦,全都出了問題。 只看得清他的身影; 只有他的聲音聽來與眾不同; 香水是因為他擦了才好聞; 一天二十四小時都只想著他。 都已經是三十八歲的大叔了, 居然像個年輕小夥子般對一個男人有這種感覺。 沒有藥可以醫治,自己也不想痊癒。 這種心跳失速、想著對方傻笑、覺得對方很可愛的感覺,就是戀愛……