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大伝説の勇者の伝説 07
夢を視ていた。それは信じられないほど悲惨な光景。悪魔と呼ばれる化物が、笑いながら、泣きながら、大勢の人間を殺す夢。大勢の人間が、塵となって消えてしまう夢…。ライナ・リュートは悪魔となった。大切な仲間を守るため、数百万という人間をその手にかけたから。それでも、キファは「何も心配しないで」と言う。トアレは「ライナさんを好きだから」なんて言う。そしてフェリスは頭をおもいっきり殴る。真っ赤に目を腫らしながら。そして覚醒したライナの前に父・リューラが現れる。仲間を守った代償を抱えながら…歴史の流れが加速するファンタジー・イノヴェーション。 -
伝説の勇者の伝説 03
“……我说……你啊,知道绝望这句话的意思吗?” “是指袭击绝望的女人的莱纳•琉德的那个绝望吗?” 总是进行着如上毫无意义对话的万年无力男莱纳和虽然身为绝世美女但却是团子至上主义者的女剑士菲莉斯。肩负着寻找“勇者遗物”任务的他们想要进入由奈尔法皇国士兵所严密警备着的堡垒。情报说那里有传说中的勇者遗留下来的剑…… 但是,莱纳他们还不知道,现在正有一些把他们当成“破忌者”——没有经过允许擅自携带魔法出国——而追击的人存在。 充满了倦怠感的英雄传奇故事,姑且第三弹! -
伝説の勇者の伝説 02
“啊~,为什么我非要和这种凶暴女一起旅行不可呢?” “就是说啊。为什么像我这样惹人怜爱的柔弱少女非要照顾这个变态色情狂不可啊” 由于那莫明其妙窜升到国王地位的原同学——席翁的阴谋,超无力男莱纳和女剑士菲莉斯被命令去寻找“勇者的遗物”。虽然万分不情愿,但依然踏上了前往奈尔法皇国之旅。 先不看毫无干劲的这两个人,新王席翁的周边,也有不少阴谋拖他下台的人在蠢蠢欲动。在这样的情况下,席翁突然发表了他要去奈尔法王国作官方访问的决定。在暗云涌动的奈尔法到底会发生什么! 紧张与无力的英雄冒险谭,总而言之第二弹! -
伝説の勇者の伝説 01
莱纳·琉德毫无干劲。在这里,罗兰德帝国王立特殊学院的学生所追求的,只是作为战争道具所需要的能力。但是,万年无力气差生的莱纳所追求的,只要能够悠闲地沉浸在成天睡午觉的世界中。但是,莱纳的愿望无法实现。由于他所持有的特殊的“眼瞳”……对这样的莱纳表示出兴趣的人是青年贵族席翁和美貌的女剑士菲莉斯。战争的漩涡把三个年轻人的命运复杂的联系到一起!莱纳的“眼瞳”中映射出的是怎样的未来?新感觉架空幻想传说,总算能够开幕了! -
大伝説の勇者の伝説 04
人の命を喰らい力を発現する剣・『グロウヴィル』に選ばれたエディア家に伝わる、お伽噺。それを語ってくれた父が、幼いレファルの誇りだった。強く、仲間を裏切らないガスタークの王。だから父との「狂った『剣』には、決して触れない」という約束を、守るつもりでいた。けれど、15歳になったレファルは思う。ストオルに故国を滅ぼされ、奴隷にされたこの3年。世界は願うほど、甘くも優しくもなくて。だったら―どんな力でも手に入れて、世界を変えるしかない。そしてレファルが“勇者王”と呼ばれるようになった世界で、運命の歯車は回り続ける。彼と同じく、お伽噺の因縁にからめとられたシオンやライナにも大きな転機が訪れる、ファンタジー・イノヴェーション。 -
大伝説の勇者の伝説 03
「…おまえは、相当数の人間の命を背負ったって、わかってんだろうな?」クラウの言葉にライナは、めんどうくさそうに笑って、肩をすくめた。ネルファの王族であり、友達でもあるトアレを救う。そのために合計8万の兵を相手に、クラウを―ローランドを巻き込み、ライナはある計画をたてた。人の命を背負うなんて正直、逃げたいなぁ、なんてライナは思う。恐くて、重くて、泣きだしたくなるほど辛いなぁ。でも、もう、逃げるわけにはいかない。ずっとシオンにばっかり重荷を背負わせていたけれど。もし、本当に自分がシオンの友達だと言いたいなら、ちゃんと戦わないとだめだって、わかったから。無気力男が本気で動く、ファンタジー・イノヴェーション。