-
宇宙兄弟(7)
1969年7月20日 ニール・アームストロング 人類初の月面着陸。 2026年3月8日 南波日々人 日本人初の月面着陸。 長かった兄・六太の宇宙飛行士選抜試験も残すは合格発表のみ。「2人で宇宙へ行く」という幼少時代の約束を、弟が先に果たす。日々人を乗せた、有人ロケット・アレスI……発射!さあ、月へ行こう。 -
宇宙兄弟(8)
2026年 宇宙は日本人を欲した。 JAXAによる日本人宇宙飛行士選抜試験の結果発表!!弟は月に辿り着いた。兄は……どうだ!? 長き選抜試験を突破し、宇宙飛行士候補生5人が決まる。電話によって各人に告げられる合格、そして不合格。だが、六太の電話はいつまでたっても鳴らない。焦る気持ち、高まる不安! -
宇宙兄弟(10)
兄は弟の魂の叫びに耳を澄ませた。「お前の願いってなんだったんだ?」 希望を胸に、各国から集結した宇宙飛行士の卵たち。だが、眼光鋭い教官・ビンスが問答無用で設定した訓練の出発点は、心も渇きそうな地……砂漠!! -
宇宙兄弟(11)
人生は短いんだ……! 何組もの兄弟たちが本気で生きて、宇宙を目指す。 砂漠でのサバイバル訓練を最下位で終了する六太達。しかしチームの絆は深まった。次の訓練での巻き返しをはかるが、サポート役についたのは酔いどれの技術者、ピコ。本気での失敗をくり返す六太に、ピコだけでなくビンスも惹かれはじめる。六太の姿で2人が思い出すのは宇宙を目指すきっかけとなった大切な記憶。 -
宇宙兄弟(12)
2025年、NASAは日本人宇宙飛行士・南波ヒビトを含む、第1次月面長期滞在クルーのメンバーを発表。時を同じくして日本では、自動車の設計をしていた南波ムッタが会社をクビに。大きく異なった運命を歩んでいたふたりの兄弟。しかしそれぞれの未来が、幼少時代に交したある約束によって、動き出そうとしていた。 -
宇宙兄弟 (19)
新型月面着陸船の操作演習でデザートラッツの訓練は終わる。 日々人のいる場所へと着実に近づいていく六太。 一方、日々人に立ちはだかる甘くはない現実。 忌まわしい事故が周囲の人々の記憶に居すわる。 二人で宇宙へ行く約束が、再び遠のいて行く― 新型月面着陸船の操作演習でデザートラッツの訓練は終わる。日々人のいる場所へと着実に近づいていく六太。一方、日々人に立ちはだかる甘くはない現実。忌まわしい事故が周囲の人々の記憶に居すわる。二人で宇宙へ行く約束が、再び遠のいて行く―