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第七女子会彷徨 05
金やんと高木さんは普通の天然女子高生のようだけど……彼女たちの暮らす世界の日常は、私たちの知るこの世界とは微妙に異なっていて、死んだ人間がデータ化されて天国で暮らしていたり、親友を学校の制度で決められたり……奇妙で奇天烈でSFでファンタジーな出来事がごく日常的に展開されていく。順調に巻を重ねて第5巻。今回は「COMICリュウ」復刊以降のエピソードを収録。ゆるゆる女子高生SFは時代の最先端を走り続ける~♪ -
第七女子会彷徨 03
現代よりいっそう科学の発展した近未来の日本では、高校入学と同時に友達を組み与えられる「友達選定システム」が制定されていた。授業科目にも「友達」を導入する美球高校(みたまこうこう)に入学した金やんと高木さんは、友達番号7番としてペアを組み、コミカルでありつつもブラックユーモアやSFの入り混じった日常を過ごして行く。 安定した筆致と擬音の多用が特徴であり、特に後者は「パチカパチカ」(メロンパンに紛れ込んでいた異世界生物の目が開く音)、「らむーる」(やつれた表現)、「ポニャーン」(魂が飛び出る音)、「フタッ」(蓋が閉まる音)など、独特な表現が多い。 -
第七女子会彷徨 04
ツッコミ役の金やんと、天然ボケキャラの高木さん。ふたりはごく普通の女子高生のようだけど……彼女たちが暮らす末来の世界を眺めていくと、私たちの暮らす現在の世界とは微妙に何かが異なっていて、そこでは奇妙で奇天烈でSFでファンタジーな出来事が、ごく当然のことのように日常的に展開されていく。例えば「友達選定」なる制度で親友を決められてしまう。「デジタル天国」では死んだ人がデータとなって普通に生活を続けている……。各紙誌の書評で絶賛された、もしかしたら今、最高に新しいマンガ! 4巻では、金やん&高木さんの下校の様子が見られたり、更に末来から来たアンドロイド少女・光子と人間の幼女との交友が見られたりします。 講談社、Kissコミックス「見かけの二重星」が9月同月発売。 -
第七女子会彷徨 02
現代よりいっそう科学の発展した近未来の日本では、高校入学と同時に友達を組み与えられる「友達選定システム」が制定されていた。授業科目にも「友達」を導入する美球高校(みたまこうこう)に入学した金やんと高木さんは、友達番号7番としてペアを組み、コミカルでありつつもブラックユーモアやSFの入り混じった日常を過ごして行く。 安定した筆致と擬音の多用が特徴であり、特に後者は「パチカパチカ」(メロンパンに紛れ込んでいた異世界生物の目が開く音)、「らむーる」(やつれた表現)、「ポニャーン」(魂が飛び出る音)、「フタッ」(蓋が閉まる音)など、独特な表現が多い。 -
第七女子会彷徨 01
金やんと高木さんは普通の天然女子高生のようだけど…彼女たちの暮らす世界の日常は、私たちの知るこの世界とは微妙に異なっているようで、奇妙で奇天烈でSFでファンタジーな出来事がごく日常的に展開されていく…。もしかしたら、すっげえ新しいかもしれない、女子高生奇天烈SF少し不思議ストーリ-♪作者は、第1回龍神賞<銀龍賞>出身。初単行本です。帯には『ネムルバカ』『それでも町は廻っている』で著名な石黒正数氏が推薦文を寄稿している。 尚、この作品タイトルのもじりとなった尾崎翠の『第七官界彷徨』の文庫本が、同じ発売月に刊行される。人知を超えたなにかが奇縁を演出しているのかもしれない。 -
見かけの二重星
謎の天才のおかしな科学実験に巻き込まれて、二人に分裂した女子校生・綾子。戸惑いながらも、もう一人の自分と最初に共有したのは、急逝した姉の思い出だった。増えた心と失くした心、その先にあるのは――? 気鋭つばなが描く消滅と再生の物語。