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猫のためいき。
どうしよう。この人がとってもとっても好きだ。 雑貨店でアルバイトする坂上雅は、なにかと絡んでくるので嫌っていた店長の灰原志郎から突然「好きです」と告げられた。嫌悪されることを覚悟しながらも、恋情と欲を抑えられないと泣く志郎が切なかった。過去の恋にたくさん傷ついてきた志郎は格好いいのに泣き虫で、雅は彼をその孤独から守りたいと思い始める。心をほどきながら、ふたりは少しずつ想いを寄せていくが……。 -
在天空交會的地方
因難言之隱而從事屍體處理、沒有名字與戶籍的男人-- 在完成工作回到車中時,卻發現素未謀面的少年坐在助手席。 這名少年的名字叫空,以不將男子的工作洩漏出去為代價, 要求男子將他帶回住處。 無計可施的男子將空帶回家後,因為必要而被空取名為「凪」。 對彼此一無所知、不聞不問, 這樣的2人卻開始共同生活︱︱!? 優惠贈品 ★首刷隨書附贈:精美明信片組 -
空の出会う場所で
訳ありの死体処理を生業としている名前も戸籍もない男。仕事を終えて車に戻ると、見知らぬ少年が助手席に座っていた。少年は空と名乗り、男の仕事を誰にも言わない代わりに男の家に連れていってほしいと言う。男は仕方なく空を連れ帰るが、名前が必要だと空に「凪」と名付けられる。お互いを何も知らない、お互いに何も聞かない。そんなふたりの生活が始まって──? -
捨て猫の家
■■永遠を誓い合う 最初で最後の 本当の恋■■ ひとり孤独に生きてきた吸血鬼のエドは、ある日、気まぐれから 捨て子の少年フィルを拾い、以来一緒に暮らしている。 好きだと言い、無邪気になついてくるフィル。 そんなフィルにエドは欲情し、戸惑う。 この気持ちは・・・ 長い間忘れていた感情に支配されたエドは、フィルにくちづけるのだが・・・ -
おもひでまほら
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きみのはなし、
好きだ、と何回も言おうとした。でもできなかった。 高校の同級生で、今は仕事仲間の飛馬と海東。飛馬は人付き合いが面倒で、一人でいるほうが楽だったが、海東だけは傍にいても苦にならない空気のような存在だった。そんな彼からたまにされるキス。海東の想いを知りつつも深くは考えず、いつか飽きるだろうと飛馬は好きにさせていた。ゆるゆると続いた関係だったが、海東が突然、結婚すると言い出したことで変化していき……。