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メルカトルと美袋のための殺人
從海參崴去莫斯科的西伯利亞快速列車。在某節車廂內作家桐原剛造被殺。死亡推定時刻,同乘者都在餐車中享用晚餐,有著不在場證明。從密室殺人到非常奇妙的不可能犯罪,名偵探メルカトル鮎和推理作家美袋三條用空前絕后的推理能力看破事件的真相!新本格推理短篇連作集。收錄「遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる」、「化粧した男の冒険」、「小人間居為不善」、「水難」、「ノスタルジア」、「彷徨える美袋」、「シベリア急行西へ」。 『遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる』 友人の恩師である大垣の別荘に招待された推理作家の美袋(みなぎ)は、戸外での昼寝から目を覚まし、視界にはいった佑美子の姿を見た瞬間に恋に落ちた。しかしその後、彼女は密室状態の部屋で死んでおり、別の場所で大垣も殺されているのが発見された。もし佑美子が殺されたのであれば、それは他ならぬ美袋が犯人でなければならない状況だった。 『化粧した男の冒険』 美袋と探偵であるメルカトル鮎が宿泊していたペンションの一室で、大学生のサークルのひとりの男が殺されていた。ペンションのオーナーに呼ばれたふたりが部屋に入ってみると、男の顔には乱暴な化粧がされており、香水もかけられている状態だった。 『小人閑居為不善』 メルカトル鮎は依頼人を捜すために、めぼしい人物をピックアップしてチラシを配布していた。チラシに書かれた文字は、「身辺に危険、不安を感じている方、相談・調査承ります」。はたして、神楽祐尋と名乗る絵描きが事務所を訪ねてきた。彼は、親族から命を狙われているのではないか、と相談する。 『水難』 美袋が原稿を書くために訪れた旅館で、奇妙な少女を何度か見かけた。少女の現れ方、消え方から考えて、常の存在とは考えにくい。メルカトル鮎が女中を問いつめると、十年前の、百名以上の女学生が亡くなった土砂崩れの事件について話しはじめた。 『ノスタルジア』 年の瀬にメルカトル鮎に呼び出された美袋は、彼が暇つぶしに書いたという推理小説を読まされることになる。それは犯人当てのゲームであり、賞と罰が決められた、美袋には負けられない勝負であった。メルカトルが書いた小説は、雪の密室を扱った古典的なミステリーのように思えた……。 『彷徨える美袋』 友人からシガレットケースを託されたあと、コンビニへ行く途中で意識を失った美袋は、気がつくと山中の小屋にいる自分を発見した。小屋を脱出してなんとか人家の明かりを発見したが、そこは問題の友人――大黒の弟が切り盛りするペンションだった。大黒は十日前から姿を消しているそうで、三日前に、美袋は彼からシガレットケースを受け取っていた。そして、大黒が参加するサークルのメンバーのひとりで、今もペンションに宿泊している客のひとりがあやしいと打ち明けられる美袋だったが。 『シベリア急行西へ』 メルカトルのコネでシベリア急行の旅券を手に入れた美袋は、何もすることもなく暇を持てあましていた。その列車には日本人の乗客も乗っており、同じ作家である桐原などは、車内でも執筆を行っているらしい。突然、列車に急ブレーキが掛かった。事故らしかったが、ロシア語で交わされる周囲の会話はほとんどの日本人客には理解不能である。その後、桐原の個室で当人が殺されているのが発見された。 -
六月六日誕生的天使
【媒體推薦】 鮎川哲也賞得主 愛川晶 獻給愛情的究極「本格」推理── 無法記住「現在」的男人,以及喪失「過去」記憶的女人, 有著記憶障礙的戀人,要如何拼湊出曾經相愛的證據? 【內容簡介】 「六月六日,惡魔之子誕生的日子……」 一邊復誦著,冬樹一邊緊盯著我的臉。幾秒鐘後,他的嘴角輕舒了一口氣,睜大眼睛。這是想著有趣的惡作劇時,所浮現少年般的表情。 「那麼,妳就是六月六日誕生的天使呢!」 (……他今天也是,這麼告訴我。) 戀愛酸甜的感覺,填滿了我的心裡。 --------------------------------------------- 我醒來時,發現自己失去了記憶。 床上還躺著一個裸體的男人,原本以為他是我男朋友,但是他臉上戴著一張令人害怕的膠質面具……這個人是誰啊! 但是……當他醒來之後看到我的反應,卻是相當親暱。而我的身體,也有著曾經和他肉體交纏的感覺,而且非常強烈而渴望…… 正當我認定他是我的戀人時,腦中卻斷斷續續浮現了許多奇怪的畫面──被刀刺殺的男人、有小孩叫著媽媽、還有,被人強暴的畫面…… 我的過去,究竟發生了什麼事? 那麼……首先要做的第一件事,就是先從男子口中套出自己的姓名…… -
夏と冬の奏鳴曲
夏天的某個早晨,人們在厚厚的積雪下發現了一具無頭尸體!本應該20年前就死了的美少女和音的魅影籠罩著整個和音島。在這個不可思議的孤島上發生的慘劇,其真相究竟是什麽?名偵探メルカトル鮎的一句話解開了所有謎團。獲得日本亞馬遜四星評價的驚悚解謎力作。 -
眩暈
『占星術殺人魔法』捲土重來!御手洗潔面臨最大挑戰! 【推理名作家】既 晴專文導讀 通往秘密世界的電梯、 肢解後再度復活的屍體…… 在如惡夢般的眩暈背後, 竟是惡意的殺人詭計! 占星師御手洗潔偶然從東大教授古井手中得到了一本神秘手記,手記中記載著作者三崎陶太令人匪夷所思的經歷。 九年前在鎌倉稻村崎的公寓發生了一起強盜殺人事件,當時倖存的陶太在逃出求援時,竟發現他所居住的世界已完全變了樣,不但太陽黯淡凋萎,電車、建築消失破敗,甚至連居民都變成了獸頭人身的怪物! 受到極大驚嚇的陶太,在恍惚中返回公寓後,決定模仿曾經轟動全日本的『占星術殺人魔法』,將公寓內遇害的一男一女兩具屍體,肢解重組成上女下男的『雌雄同體人』!彷彿鬼迷心竅般,當陶太喃喃唸出復活咒文之時,雌雄同體人竟然真的死而復生了!…… 這本手記的內容,究竟純粹只是精神病患筆下的夢囈,還是一樁經過精心策劃的預謀殺人詭計?手記作者三崎陶太又是否真有其人?重重謎團挑動了御手洗潔的推理神經,御手洗潔決定要來挑戰這起超乎想像的神秘事件! -
馬來鐵道之謎
2003年「推理作家協會獎」獲獎作品!有栖川有栖打造本格推理金字塔之巔峰作!等待前往馬來半島旅遊的推理作家有栖川有栖,和臨床犯罪學家火村英生再度遇上離奇殺人事件。一間車屋裡所有可通往屋外的縫隙全被膠帶封死,裡面卻放著一具屍體……。向讀者挑戰的超完美密室之謎。 -
恐怖的人狼城·第二部:法國篇
史上最驚殺人事件!滿足重口味的閱讀癖! 「聽過人狼附身嗎?」 羅蘭德是一位在法國亞爾薩斯省執業的律師,他參加的「亞爾薩斯獨立沙龍」發生了殺人事件,詭異的是,死者最後一次被看到的時間與推論出的死亡時間不符,此時,薩魯蒙警官出現在他面前,告訴他關於人狼附身的種種情事,並要求參與其沙龍拜訪青狼城的祕密外交之行。 青狼城是傳說中的雙子城「人狼城」之一,位於法國邊境,另一座則是為在德國邊境的「銀狼城」。羅蘭德一行人名義上是祕密外交,實際上各懷私心,再加上薩魯蒙警官聲稱他們之中有被人狼附身者,更令此行平添許多不安定的因素。最後,從青狼城倖存的,唯有羅蘭德的日記,裡面翔實記錄了這六天在青狼城中發生的每一起悲劇…… 本書特色 ★二階堂黎人費時三年完成之一部四冊的長篇鉅作,號稱世界最長的本格推理小說 ★二階堂黎人最膾炙人口的成名作,榮獲1998年喜國雅彥偵探小說獎 ★榮獲1998年「本格推理小說BEST 10」第一名 ★入選1998年「這本推理小說好棒!」、「週刊文春最佳推理小說」 ★最堅持解謎推理小說的作家,新本格推理的魔性寫手 ★可與《恐怖的人狼城.第一部:德國篇》調換次序閱讀,不同敘事手法,帶來不同的悚然體驗