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神様も知らない
夜の闇と陽の光ーー正反対の世界に住む青年たちの運命が交錯する、ドラマティックLOVEストーリー第1弾!! -
DEADLOCK 2
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輝血(かがち)様と巫女
なぜ俺に“巫女のおしるし”が―!?姉の許婚・戎滋への叶わぬ想いを断ち切るために、水哉は故郷の島を捨て去った。だが姉は島の巫女になり、戒滋との婚約を解消してしまう。数年後、水哉の下腹に鬼灯型の痣が現れ、さらに姉の死が報される。痣は“巫女のおしるし”。島の豊穣大漁を祈るため、巫女は胸に同じ型の痣をもつ“輝血様”と対になって神事を行わなければならない。新たな輝血様となったのは、なんと戒滋だった。しかも神事は、海神が憑依した輝血様を性的に悦ばせることをも含んでいて…。 -
冥愛の鎖
『胸にSPバッジをつけているとき、その命はこの世で最も軽くなる・・・』 警視庁警備局警護課SPの三神文弥は、来日するタハリール共和国大統領の警護にあたることになった。 その打ち合わせの場で、かつて自分を利用し裏切った男・近衛諒一郎と再会し、彼が公安幹部だったことを知る。 公安部と警備部・・・決して相容れることのない存在。 だが、その心の冥く深い闇に触れ、近衛に惹かれていく自分を止めることができなくなり・・・ 追う者と追われる者、危険を孕んだ男たちの攻防が始る!! -
タナトスの双子 1917
「欲しいのは憎悪だけか…?」 オルロフ公爵家の嗣子として、皇帝に仕える近衛師団の大尉として知られていたユーリだが、自らを犠牲にしながらも愛する者の裏切りに遭い、生きる意味を見失っていた。副官のヴィクトールはそんなユーリに屈辱と服従を与え、憎しみを糧に生きることを強要した。一方、生き別れていた双子の兄であり帝政派の敵であるミハイルは、幼馴染みのアンドレイと共に、ロシアを離れたユーリを追い詰めてゆく! 憎しみと裏切りが錯綜するなか、ふたりが手にしたものは…… -
タナトスの双子 1912
「軽蔑しているのに、私に従うのか」 時は帝政ロシア末期。オルロフ公爵家の嗣子ユーリは天使のように優美な容姿を持ちながら、近衛師団では切れ者の大尉として知られている。そして、彼のそばには副官のヴィクトールが常に付き従っている。目的のためなら躯を利用することも厭わないと噂のユーリを侮蔑を籠めた目で冷たく見ながらも、屈従を崩さず── 折しも、ユーリは幼馴染みのマクシムからある青年を紹介される。それは死に別れたはずの双子の兄、ミハイルだった!? 愛と憎しみ、憧憬と裏切り。複雑な想いが絡まり合い……